ひかりの輪に情報漏らし罰金 風間寛之容疑者

公安調査庁の調査官が、オウム真理教の元幹部が設立した「ひかりの輪」の会員だった男性に立ち入り検査の日程を事前に漏らしたとして、裁判所から国家公務員法の守秘義務違反の罪で罰金20万円の略式命令を受けました。
 公安調査庁は27日、この調査官を減給の懲戒処分にしました。
 略式命令を受けたのは、公安調査庁関東公安調査局の風間寛之調査官(31)です。
 風間調査官はおととし6月、オウム真理教の元幹部が設立した「ひかりの輪」の会員だった男性に、東京・世田谷区にあるひかりの輪の施設への公安調査庁の立ち入り検査の日程を事前に漏らしたとして、国家公務員法の守秘義務違反の罪で略式起訴され、27日、東京簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けました。
 東京地検特捜部などによりますと、立ち入り検査はおととし6月18日に行われましたが、調査官は、その前夜にメールで男性に予定を伝えていたということです。
 ひかりの輪によりますと、男性はおととし12月に脱会しましたが、去年11月になり、「調査官から立ち入り検査の日程を教えられ、これまでのメールのやりとりを削除するよう指示された」などと打ち明けたということで、ひかりの輪が東京地検に告発状を提出していました。
 公安調査庁によりますと、風間調査官は「男性の信頼を得て情報を得たいと思った」などと説明しているということで、27日、減給の懲戒処分にしました。

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