福岡県警生活経済課と博多署は12日、電子メールで勧誘するネズミ講を開設、運営していたとして福岡市南区野多目5、無職、寺山啓一容疑者(26)を無限連鎖講防止法違反容疑で逮捕した。全国の約450人から約540万円を集めていたとみられる。
調べでは、寺山容疑者は「ケイエスエス」の会名で昨年12月初めから今年5月初めにかけ、福岡や山口、東京などの24〜51歳の会社員や自営業者ら16人に「稼ぎまくろう」などと書いた電子メールを送り、ネズミ講を開設・運営した疑い。
会員は1万2000円の会費を寺山容疑者の銀行口座に振り込み、電子メールを転送して子会員を勧誘し、配当を受け取る仕組みだった。電子メールには、入会すれば「映画を格安で鑑賞できる方法」などの情報を提供すると書かれていた。
寺山容疑者は「ネズミ講ではなく、情報を販売していた」と容疑を否認しているが、県警は容疑を逃れるための偽装とみている。
