事故共済金だまし取るため自分で指切断 暴力団組員の稲嶺登容疑者、横山大介容疑者を逮捕

 作業事故で左手の薬指と小指を切断したと偽装して約270万円の共済金をだまし取ったとして、警視庁府中署は詐欺の疑いで、指定暴力団稲川会系組員、稲嶺登(46)=愛知県知立市谷田町西=と同組員、横山大介(35)=岐阜県各務原市三井町=両容疑者を逮捕した。同署によると、稲嶺容疑者は「上部団体への上納金工面のために自分で切断した」と容疑を認め、横山容疑者は否認しているという。

 逮捕容疑は平成21年3月5日ごろ、同年2月に稲嶺容疑者が電機工具で誤って左手の薬指と小指を切断したとする虚偽の共済金支払請求書などを都内の生活協同組合に送付。同年7月、共済金約270万円をだまし取ったとしている。横山容疑者は事故の目撃者として書面に記されていた。

 同署によると、稲嶺容疑者の2本の指は、もともと第1関節まで欠損していたが、事故を偽装するため改めて第2関節から切断していたという。

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